結婚して、子供ができてしばらくは、産休育休の期間は『キャリア形成のお休み期』だと感じていました。何となく会社との距離ができ、どんどんキャリアを積んでいく同僚を見つめながら、第一線を退くような何か寂しいイメージです。
社内には出産後も仕事を続けている先輩もいらしたのですが、復帰後は総務・経理・人事等のスタッフ系の職種に戻られる方がほとんど。通常のラインに戻られている方がいらしても、ご自身以外に子育てを任せている。という状態。私は団塊ジュニア世代、私が出産した頃は、休んだ時の仕事に戻る。と会社が方針を転換した時期にあたりました。私も実家が近かったので、割と母に助けてもらいました。ですが、せっかく自分で生んだ子供たち、自分の仕事を制限して必要最低限のヘルプに留めていました。ちょうど3人を出産した直後くらい、会社が用意してくれたキャリアデザインの為の研修受講を機に、気づいたのです。結婚して家族が増え、自由に時間が使えなくなったからこそ磨かれた力があるな。そしてその力は社内でも生かせそうだな。ということに。
それからというもの、その磨かれた力を自分の強みとして、会社が求めるような成果を出していけるようになりました。自信を持って『産休育休期間はキャリア形成お休み期間ではない』と後輩にも語れるようになりました。具体的にどういった力だったのか、またどのように成果を出していったか。また追々記事にしてまとめていきたいと思います。
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